皆さん、オフ会って知っていますか? ゲームやアニメ・アイドルなどの文化を中心に、インターネット上で交流のあった人たちがオフラインで会合することを指します。
『オフ会とは?』参考リンクはこちら
今回はそんなオフ会を主催し運営することで稼いでいる方にインタビューしてきました。
どうやら、自身の趣味がお金になるということなので非常に楽しみですね。
もちろん、収益や具体的な運営方法から起業するにあたっての詳細なポイントや心構えを聞いていきたいと思います。
インタビュースタート!
※この記事のお忙しい方向けにまとめを最下部に記載しています。
オフ会社長さんよろしくお願いいたします。
では、簡単な自己紹介をお願いします。
はい、私はオフ会社長です。経歴をざっとまとめるとこんな感じです。
↓↓↓↓↓↓ ※写真は極限まで寄せたイメージです
基本的に営業畑にいらっしゃったということなんですね。
今回は私のX経由でご連絡いただきありがとうございます。
今回は、利益からその手法まで伺っていきますのでよろしくお願いいたします。
質問①:どのようなオフ会を開催している?
まず、オフ会ってゲームやアイドルの趣味がある方を中心に広がった文化だと思いますが、 どのようなジャンルのオフ会をやられているんですか?
車好きが集まるオフ会を開催しています。
旧車やアウトドア好きが集まって雑談や、著名人を招いたトークショー等が活動内容です。
毎週末、どこかしらの団体が活動しているほど活発な文化なんです。
車のオフ会という文化があるんですね、SNSで調べてみます! では、実際にどのようなことを求めて参加者さんが集まるのでしょうか。
主に、オフ会で共通の趣味の友人と雑談をすることを愉しまれている方が多いです。 また、旧車となればパーツが絶版状態であったりするので、パーツの個人売買や情報交換を行っています。
なるほど、ニッチな車種であると話す相手もなかなかいないですもんね。
質問②:どのように稼いでいるんですか?
早速お金の話しを伺いたいのですが、参加費用を徴収するというのがオフ会の収入源になってくるんですか?
はい。開催形態によるのですが、基本的にオフ会の主催者は駐車場代の支払いや備品手配をしているので参加費用を徴収することができます。
一方で10人程度のオフ会で粗利を出すとなると、高単価に設定しなければならないので、 規模の多い100人程度の参加者が集まるオフ会を目指すようにしています。
なるほど、経費と参加費のバランスを取るために詳細に数字を詰めていく必要がありますね。
では、単刀直入に伺います。
1回の開催でおいくら稼いでいるんですか?(・・・ドキドキ////)
規模によりますけど、平均して25万円くらいです。
すごい!それは何台規模のオフ会を開催すると25万も稼げるんですか?
そうですね、過去の事例を数字を簡単にしてご説明します。
100台規模かつ、駐車場利用料が無料のところで開催しました。
参加費用が1,000円で売上は10万円程度。
さらに、そこから諸経費を引いて7万円くらいが残りました。
とても分かりやすいですね。
残りの、18万はどのように稼いでいるんですか?
実は参加費と別に、協賛やテナントを募ることで利益を上げています。
100台規模など、ある程度人数を集められるオフ会を開催すると、パーツショップや中古車販売店のテナントを用意できるのです。
ここに出展料やテナント設営費として費用を徴収したりしています。
また、車メーカーなどの大企業からノベルティのご支援をしていただいたこともあります。
自社の車を愛してくれいているファンは企業にとって貴重な存在であり、マーケティング調査に利用したいというニーズもあるそうです。
とても分かりやすいですね。
ここで営業力が出てくるわけですね!(・・・コミュ力大事)
利益の点でも、参加者目線でもうれしいマネタイズのポイントですね。
協賛集めが難易度高そうに感じるのですが、どのような戦略をとりましたか?
前職の人脈があったのでそこを広げていくスタイルです。
特に重要だなと感じた点は、とにかく紹介してくださいをしつこく伝えることです。笑
協賛を募るには信頼感が重要なので、人からの紹介がとっても効果的でした。
また、一度関係値ができてしまえば双方にとって良い関係が築けるので、初期段階の営業活動は頑張ってよかったです。
かなりマッチョな戦略ですね笑(・・・やっぱりこの世はコミュ力か)
初期費用ではどのようなものにお金がかかるのでしょうか。
はい、ワンタッチ式のテントやマイク・スピーカー・ポータブル電源等の備品をリサイクルショップで買いそろえました。
実はそれを、セットにしてほかのオフ会主催者さんに貸し出しています。
(・・・この人、マネタイズの天才か?)
オフ会を主催したい初心者向けに、初期費用部分のサポートをしているわけですね。
おっしゃる通りで、オフ会の開催を希望する方は複数いらっしゃって でも最初にお金をかけたくないという方が大半でした。
オフ会を支援して、新たなコミュニティができればと知り合いのみに破格の値段で貸し出しています。
では、整理するとオフ会の参加費+協賛費用+レンタル費用の3点がマネタイズポイントということですね。 お金の流れについてよくわかりました!ありがとうございます。
質問③:運営方法について
お金の流れはよく理解できたのですが、初心者が多くの参加者を募ることが難しいと思います。 オフ会社長さんは、どのように集客しているんですか?
はい、集客方法を説明させていただきます。
私はもともと車が趣味でしたので、車のことを発信するTwitter(X)アカウントを持っていました。 実は、マネタイズが目的ではなく単純に同じ趣味をもった人と友達になりたいと思い、 フォロワーさんに声をかけて主催していました。 最初は10台も集まらなかった思い出があります。もちろん、趣味のことなのでとても楽しかったです。
実際に、すぐにオフ会を開いてみたいという方はSNSで集客する方法もあると思いますが、 該当する趣味専門のウェブサイトで募集するのもありだと思います。 車だと『みんカラ』という車好き専門の交流プラットフォームが用意されています。
SNSや専門プラットフォームが中心になるんですね。
元々SNS上で交流のあった方たちであれば、不信感なく参加してくれる気がします。
小さい輪がどんどん大きくなっていったイメージでしょうか。
まさにその通りです。
どんどん自分に実績が積みあがっていくことで、参加者が増えたり協賛企業の信頼感も上がるなどいいことづくめです。
たしかに、協賛企業側は支援をするために実績は必ず確認したいですよね。
集客の後からオフ会の開催まではどのようなことをするのですか?
順を追うと下記の流れになります。
特に重要なのが、3番です。
細かいことですがメール配信で、身分証の掲示や参加費用の徴収方法等を明示しておくことで、受付管理業務が格段に楽になります。
また、規模が大きくなるとドタキャンが発生しますので、その点も注意事項で「ドタキャンは次回以降の参加を見送らせていただく」等の対応が事前に可能です。
- 1.集客後のリスト管理:Googleフォームで個人情報を入力いただき、管理します。
- 2.開催地の調整:事前に仮予約していた会場の使用許可を再確認する
- 3.開催詳細情報のメール配信:当日のタイムスケジュールから雨天時の判断、注意事項を送付
- 4.オフ会の開催:費用徴収と仕切りをします
単純に、集合させて開催することだけ考えていました。参加者が貴重な時間を使って参加してくださっている意識を持って責任感ある運営を実施すべきですね。
質問④:初心者がオフ会ビジネスやるときに気を付けること
読者の皆さんがそれぞれの趣味を生かして、オフ会を開催する場合はどのようなことに気を付ければよいでしょうか。
趣味によってそれぞれではあると思いますが、共通して参加者を楽しませることを最重視すべきであると思います。
誰だって、楽しくないことにお金と時間を使いたくないですよね。
楽しませることを重要視すれば、やるべきことが見えてくると思います。
私の場合は、スモールビジネス研究が趣味なのでスモールビジネスオフ会でもやろうかな(笑)
良いと思います!
ビジネススキルのスクールやSNS運用サポートの企業さんと相性がいいんじゃないですか?
ぜひ、うちのオフ会にも協賛してみてください!
相性いいかもですよ??(笑)
後押しまでありがとうございます!
今回はお話しを伺わせていただきありがとうございました! (・・・生粋の営業マンだこの人)
まとめ
◆マネタイズポイント
・参加費用:オフ会に参加する方から徴収するお金
→ここで大きく利益を狙わずに、規模を大きくしていくことを考えよう
・協賛費用:オフ会にテナントやノベルティの支援で協賛企業からあつめるお金
→実績や規模によって協賛費用で大きく利益をあげることも可能
・レンタル費用:オフ会主催をしたい方へ向けた備品レンタルサービス
→オフ会社長さんは破格で知り合いのみ、貸し出しているそうです。
◆集客方法
・趣味のSNSアカウント
→コミュニケーションを取って、趣味仲間の輪を広げてオフ会開催につなげます
・趣味のSNSアカウント
→コミュニケーションを取って、趣味仲間の輪を広げてオフ会開催につなげます
◆運用方法
1.集客後のリスト管理:Googleフォームで個人情報を入力いただき、管理します。
2.開催地の調整:事前に仮予約していた会場の使用許可を再確認する
3.開催詳細情報のメール配信:当日のタイムスケジュールから雨天時の判断、注意事項を送付
4.オフ会の開催:費用徴収と仕切りをします
さいごに
オフ会社長さんはコンサル等の対応をしていませんが、私が詳細にお話をうかがいました。 使用するツールや軌道の乗せ方など、質問がある方は私がサポートさせていただきますので、お気軽にDMしてください。
また、本ブログではオフ会社長さんのようなスモールビジネスオーナーさんを紹介させていただいております。取材にご協力いただける方は報酬やメリットをご説明させていただく、資料を送付させていただきますのでDMにてご連絡ください。
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